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ヴァンジ彫刻庭園美術館

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ヴァンジ彫刻庭園美術館 企画展



© Airan Kang
Courtesy of Yumiko Chiba Associates

「アイラン・カン − 内なる本棚 」
the bookshelf enLightened

会期:2010年2月20日〜5月9日

アイラン・カン(Airan Kang)は、叡智のあかりを光る本のオブジェであらわし、我々を観照の空間に誘います。
韓国で生まれ育ち、カントなどの西洋思想に慣れ親しんだ作家は、自らのアイデンティティーを模索するかのように、1999年から本を用いた概念的なインスタレーションを発表してきました。作品は実際にある本のサイズと同じ原型を透明樹脂で型抜きし、LEDを使い内側から発光するように作られていますが、本の光に照らされるとき、光輝く本のオブジェは、個人の文化的蓄積をしめす記号でもあり、脳神経システムの一端子でもあるかのようです。
一冊の光る本から始まった作品は、近年では、物体としての本からその存在性を仮想空間に再構築し、見る人が身体を用いて体験できるプロジェクトへとして提示し、デジタル時代における相互作用的な、新しい知のあり方を探っています。

日本における美術館スペースでの初の本格的な個展となる本展では、展示室のなかにミラールームを設け、虚構のまじる多元的な空間をつくりだします。
それは、仮想と現実が混在する、今日の情報化社会におけるリアリティーのすがたを映しているかのようです。
人間の物質の重力を超越して、高みにのぼる精神の瞬きをどうぞご覧ください。


■オープニングイベント アーティストトーク
対談ゲスト講師 岡部あおみ氏(武蔵野美術大学教授)
日時:2010年2月20日(土) 13:30-15:00
会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館
料金:展覧会入場料に含まれます。
ご予約・お問い合わせ: tel. 055-989-8785
※要予約

■企画展関連ワークショップ「“私の一冊”を作って、展示しよう」
日時:2010年3月27日(土)13:00-16:00
会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館内
対象:小学校3年生〜中学生
材料費: 1,000円(付添いの大人の入館料が別途かかります)
持ち物:自分のお気に入りの本一冊(忘れずに!)
定員:15名
ご予約・お問い合わせ:tel. 055-989-8785
※要予約 (2010年1月26日より予約受付開始)


Airan Kang(アイラン・カン)プロフィール
1960年ソウル生まれ。1983年梨花女子大学校美術大学西洋画科卒業。1987年多摩美術大学修士課程修了。2009年同大学博士号取得。2002年ニューヨーク大学美術専攻交換教授。2002-4年ニューヨークインターナショナルスタジオ&キューレイトリアルプログラム参加。現在梨花女子大学校美術大学教授。韓国、日本、ヨーロッパなど各方面で国際的に発表を行う。最近の展覧会として、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009(新潟 09/7/26-9/13)「Beginning of New Era」The Seoul site for the National Museum of Contemporary Art(ソウル 09/10/22-12/6)アジア・アートビエンナーレ(台湾 09/10/24-10/2/28)に出品。

岡部あおみ(おかべ・あおみ)プロフィール
東京都生まれ。国際基督教大学卒業。ソルボンヌ大学修士課程、ルーヴル学院第三課程修了。国際美術評論家連盟、日本美術史学会会員。 国立近代美術館評議委員、資生堂ギャラリー・アドヴァイザー。メルシャン軽井沢美術館チーフキュレーター、 パリ国立高等美術学校客員教授、ポンピドゥー・センター特別研究員などを経て、1999年より武蔵野美術大学芸術文化学科教授。2006-07年ニューヨーク大学客員研究員。キュレーターの経験を生かして、芸術と社会について実践的な講義を行う。カルチャーパワー運営。 近著に、『アートと 女性と映像グローカル・ウーマン』(彩樹社)『アートが知りたい 本音のミュゼオロジー』(武蔵野美術大学出版局)他。


お問い合わせ
ヴァンジ彫刻庭園美術館
TEL055-989-8787
クレマチスの丘コミュニケーションセンターにつながります。

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